マクロ生物の探し方Umi's Diary

冬の慶良間ではウミウシや、その他マクロ生物を探すダイビングが多くなります。
特に冬の定番ポイント、唐馬浜沿いのポイントはマクロの宝庫ですね。

そこでよく「よくそんな小さい生き物見つけられるね～」と言われるので少しネタ明かし。

マクロダイビングでは、何よりも「そういう生物が存在する」ことを知ることが重要です。
この写真を見ても、「ピグミーシーホース」を知らない人が見たら、(ﾟдﾟ)？って顔をすると思います。

10ｃｍ程のコブシメの子供も、「砂に擬態する場合がある」事を知らなければ見逃してしまうでしょう。

とはいえ、簡単に見つけられる生き物もいます。
棲む場所が決まっている生物はとても簡単！
ナマコマルガザミはナマコの裏、ウサギモウミウシやその仲間はハウチワ属の草に付いています。
それらを見かけたら、とりあえず見てみましょう。

草に擬態する生き物は少し難易度は高め。
でも一度見つけられれば、その後はすぐ見えるようになります。

石の裏も沢山の生物が棲んでいます。
大抵はすぐ逃げてしまったり、隠れたりしてしまいます。
一瞬で「あ、これ珍しいやつ！」と判断する為により知識が必要になります。

石をめくる際は、ウニ、カサゴ、オコゼ等に気を付けましょう。
私の場合は、カサゴ、オコゼは貝ヒモのような胸鰭で気付く事が多いです。

港を散歩していると、ナンヨウツバメウオの幼魚が見られます。
出航待ちの暇な時間に探してみるのも良いのではないでしょうか。

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